転職

転職活動をしている。

 

私と同じように転職活動をしている人はごまんといるが、

今の会社の違和感を淡々と書き起こしてみようと思いブログを作ってみた。

 

 

昨年(2018年)の12月より現職に就いた。

前職はアルバイト時代を含め4年。辞めた理由は人間関係だった。

上司の尻ぬぐいにスケジュールを守らないデザイナー。

上の上司に相談し、話し合いの場を作ってくれたが改善されず、

零細企業だったため部署異動もできず溜まるストレス。

デザイナーに至ってはスケジュールを守れと伝えても、

守ったのは3週間であったし、上司は上司でスケジュールが全く立てれず

物事の予測ができない人で事後報告の連発。

下っ端の私が振り回されていた状態であった。

 

 

仕事量も季節に大きく左右される業界であったため

閑散期は【無】の時間も多かった。何もせずただ時間が過ぎるのを待つ。

週や月の中の閑散であれば一息つくくらいで済んだのだろうが

その閑散期シーズンが異様に長かった記憶がある。

1年12ヶ月の内2/3は【暇】だった気がする。

新規顧客も増えずリピートにもならず緩やかに衰退していたのは感じていた。

某アプリの登場も衰退に拍車をかけていた。

 

そんな前職のストレスから解放されたいと思い転職。

前職と同じBtoCではあるが、営業色が強く前職より条件も悪くない。

業界自体も需要があるはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前職の方がよっぽどマシであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

前職現職共に事務職。

この売り手市場と言われる中、事務職の有効求人倍率は低いのは知っていたし

前職から現職の転職活動中も通らない書類審査・落ちる面接。

現職の内定が出た時点で退職届を出し転職活動を終えた。

内定が出た喜びと安心で転職活動をキッパリ辞めたのも悪かったと今は思う。

そのまま続けて別会社で内定が出た場合比較し吟味することができただろう。

 

 

 

2018年11月下旬。前職有休消化中。

現職の面接官から電話が入り出勤開始日等の最終確認だった。

当日必要なものはあるのか聞くと「確認してまた電話する」との回答。

折り返し電話はなかった。こちらから電話をしても折り返しはなかった。

その時点で若干の違和感を覚えたが「向こうも忙しいのだろうし、

最悪初日に聞いて次の日提出すればいいか」と軽い気持ちだった。

 

 

 

そして初日。

事務所に入ると事務員のフロアに誰もいなかった。

他の事務員は休みなのか?いやでもだれが私に仕事を教えるのか?

会社にいたのは総務一人。

「このパソコン自由に使ってくれたらいいから」と言い残し、

会社・仕事の説明もなく総務は自分の仕事へ。

社内のカレンダーは10月・11月のままだった。

 

私「何すればいいですか?」

 

総「あーーそうやんな~。やってもらうこと考えるわ」

 

 

私にやってもらう仕事を今から考えるのか?

今日から私が出勤することは知らなかったのか?

人を教育する・人を使う概念はこの会社にはないのか?

 

 

初日から違和感カンスト。あぁ転職失敗したなと初日で感じた。

待つこと15分・30分。待てど暮らせど総務から仕事を振られることはなく、

仕方ないのでデスクトップにあるフォルダを開き

どこかのメーカーの仕様書や価格表を眺めて時間を潰した。

 

その後送付状や封筒印字などが発生しやり方のレクチャーを受け、

多少は事務職らしい作業はあったものの違和感や疑問に頭が支配された初日。

 

二日目。

朝一で初日に作った郵送物の発送と備品購入を頼まれ外出。

帰社すると法務局に行ってきてほしいと頼まれまた外出。

 

 

その法務局の用事は朝一の外出に纏めること出来なかったのか?

時間の無駄だから1回の外出に纏めようとか思わなかったのか?

 

 

 

他にやる仕事もないので行くしかなく帰社すると、

総「これ発送したいから郵便局行ってきて」

 

 

 

 

 

 

何この人遣いの荒さは。

 

 

 

 

 

そして午後にも郵便局と法務局クエストが発生。

 

 

 

 

 

 

 

何この人遣いの荒さは。(2回目)

 

 

 

 

 

 

私自身効率とかスケジューリングとか段取りを気にする性格なのもあり、

この時間の無駄さとロスさに発狂しそうだった。

 

 

 

かといって私の外出中に私にしてもらう仕事を考えている訳でもなく、

初日同様社内データを漁る時間つぶし。

そこで知る。

 

 

社内の事務員が全員辞めていたことを。

8月から毎月事務員問わず誰かしら辞めていた。

 

 

 

異常な離職率。人を育てる気のない会社。

『ヤバい』会社に入社したことがハッキリと2日目にして感じた。

 

 

 

2.3日後会社に若い女の子が出社してきた。

聞くとアルバイトで11月から週1で来ていると言う。

正社員の私はともかくアルバイトの子の仕事くらい総務は考えているだろうと

思っていたが、何一つ考えていなかった。

 

 何度も何度も「やることありますか?」とバイトは聞いていたが

「考えるからゆっくりしといて」と雑な返事。

あまりにも可哀そうだったので無理やり仕事を捻出しバイトに振った。

昼休憩時間はそのバイトと会社の違和感トークで盛り上がった。

4月からこのままこの会社に正社員で働く予定というので全力で止めた。

それはもう全力で止めた。必死だった。就職活動は続けた方がいいと強く勧めた。

 

 

 

総務だけではなく社内全員がおかしいことも入社して3週間で感じ取った。

責任転嫁が甚だしい。責任を負いたくないから他人に擦り付ける。

責任を負いたくない→めんどくさい・やり方が分からないから放置する

→顧客からクレームが来る→その場しのぎの対応の無限ループ

 

 

 

 

めんどくさい・やり方が分からないは仕事を放置していい理由にはならない。

 

 

 

 

社内の人間はまるで動物園だった。

杜撰の一言に尽きた。

 

 

「先月の請求の支払いの件で、

まだ支払いの確認が取れていないのですがどうなってますか」の電話を受け、

担当者に繋ごうとすると

「いないって言っといて」「1週間くらい出張行ってるって言っといて」と

平気に居留守。居留守したところで現実は何も変わらないのは明白だと思うが。

そんなトンデモ発言をする動物達。

 

 

動物園と思うと少し気が楽になった。

それと同時にこの人たちに正論をぶつけてもその労力だけが吸い取られ

心身共に疲弊する。そう感じた。

 

 (動物園をディスっている訳ではありません。むしろ動物園大好きな主です。)

 

 

 

入社して2ヶ月経過しても仕事の全体の流れの説明もなかった。

 いつ全体の流れを教えて頂けますか?とある日聞くと

その場で作ったであろう資料を見せられ書いてあることをそのまま音読。

この辺りは後々教えるからと言うがそれはいつなのか。(未だにない)

 

 

このタイミングで総務から営業の下に付いて仕事をしてほしいと言われた。

だが、もうこの時点で営業が全然契約を取ってきていなかった。

つまり、営業のサポートで入社した私に仕事が発生しないのである。

得るものは得て1年で辞める決意は入社早々にしたが、

得るものは何もなく社内ニートになったのである。

 

頼まれる仕事はアルバイトでもできる封筒の印字や送り状の発行といった雑務。

稀に発生する発注業務。(会社印を捺印して先方にメールする)

 

勿論依頼された仕事には正確に早く処理した。

自分なりにスケジューリングや創意工夫もした。

報連相もしっかりしているつもりではいる。

 

勿論会社の中で私に非がある部分もあるだろう。

仕事をくれと総務や営業にもっと発信すべきだろうし、

自ら進んで仕事を見つけるべきだろう。

「手空いてますので何かあれば」と営業には日頃伝えてはいるし、

営業も「今はもう余裕ある感じ?」と聞かれることもある。

(今はじゃなく常に余裕あるんだが)

 

 

しかし圧倒的な仕事量のなさ。出社してする仕事がない。

鳴るか分からない電話番のためだけに7時間も椅子に座り続け、

頼まれた15分~30分程度で終わる雑務をこなし、ネットサーフィンで時間を潰す。

そんな日々が続いている。

 

珍しく仕事を振られたと思えばその業務に対する前後の説明が全くなく

ただ言われた商品に対する見積りを取る。問い合わせの電話を入れる。

報告する。説明もなく次の案件の仕事を頼まれる。報告する。

まるで伝書鳩。右から左だ。

 

これってどういうことですか?と聞いたことは勿論ある。

教えてはくれるが根本的に社内の人間も把握できていないので    

『多分~~~やと思う』『~~でいいんちゃうん?』と曖昧な確信のない返事が

続いている。

 

 

 

1年は修行だと思い我慢するつもりではいたが、

転職を決意する決定的な場面を目撃した。

 

 

 

 

 

 

 

上司の給料遅延

 

 

 

 

 

 

 

 

私の面接をしてくれた上司の給料の支払いが遅延していること、

そしてその上司が3月下旬で退職することを知ってしまった。

 

上司の給料遅延を受け短期離職にはなるが転職を決意。

自分の給料が遅れる/出なくなるのも時間の問題だと思った。

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれが現実となる。

 

 

 

 

 

 

4月の給料が給料日に支払われなかったのである。

 

 

 

 

 

 

 

給料日前日の24日。

「今月の給料は26日に現金で渡します」と言われた。

全身の血の気が引いた。頭の中が真っ白になった。思考がフリーズした。

たかが支払いが1日遅れただけかと思うかもしれないが完全にアウト。

給料明細には支払日25日と記載され卑怯な手を使っていた。

26日に支払われたことをどうにか記録に残すために銀行振込にはさせた。

 

 

給料遅延について営業に聞いてみると、

社内全員が遅延しており、中には1ヶ月半遅延している人もいるとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

闇。

 

 

 

 

 

 

 

倒産も時間の問題。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで聞くとそんな会社早々に辞めて、

(私の語彙力・文章力がなさ過ぎて伝わってないと思うが)転職に専念すべきと

感じる人がいるかもしれない。

実家暮らしで生活の確保は出来ているし、貯金も無くはない。

ただやはり遅延するとはいえ収入がある安心感、

無職期間が長ければ長いほど不利になる懸念。

どうにか倒産する前に職を変えたい。

 

 

 

 

 

 

そんなブラック企業で今日も社内ニートをしながら睡魔と戦い

ネットサーフィンと言う名の転職活動をしている。